「振袖?どんな?」
那智は本を置いて私を後ろから抱きしめた
「紺地に銀と淡いピンクの蝶の模様の着物。
帯は・・・金だったかな?」
「ねぇ、見に行っちゃダメ?」
「だ、だめ!
って言うか那智はその日は高校のゼミ講師でしょ?」
あせった
那智が私の実家になんてありえない・・・
こんなカッコイイ人間は私の地元には居ないもん
きっと注目の的だよ
「はぁ。
わかってるよ・・・。」
ため息が耳にかかってびくっと体が反応してしまう
「荷造り・・・するから。」
那智の手を振りほどいて自分の部屋まで行こうとした
瞬間
フワッと体が浮いた
「きゃっ!」
「まだ話は終わってけど?」
そう言って
向かった先は脱衣所
サーっと血の気が引いていく
まさか・・・
まさか・・・
那智?!
那智は本を置いて私を後ろから抱きしめた
「紺地に銀と淡いピンクの蝶の模様の着物。
帯は・・・金だったかな?」
「ねぇ、見に行っちゃダメ?」
「だ、だめ!
って言うか那智はその日は高校のゼミ講師でしょ?」
あせった
那智が私の実家になんてありえない・・・
こんなカッコイイ人間は私の地元には居ないもん
きっと注目の的だよ
「はぁ。
わかってるよ・・・。」
ため息が耳にかかってびくっと体が反応してしまう
「荷造り・・・するから。」
那智の手を振りほどいて自分の部屋まで行こうとした
瞬間
フワッと体が浮いた
「きゃっ!」
「まだ話は終わってけど?」
そう言って
向かった先は脱衣所
サーっと血の気が引いていく
まさか・・・
まさか・・・
那智?!


