翌日…


あまり…眠れなかったな…


sana…


Class名にしては珍し過ぎる


「ちょっと.しっかりしなさいよね」


「ん…あぁカイナ」


「あんた魔法使えるの?」


「いや.一般人だからな使えねぇよ」


「よくsanaに来れたわね」


「そんなん知るか」


「ふぅ〜ん」


「sanaって人の名前か?」


「違うわよ
sanaは略されてるの
正式には「Special.Illusion.human being.sana」
って訳よ
sanaは魔法Class

魔法が使えない者はrikaクラス
正式には「commonplace.human being.from.normal.rika」

となるのよ

リカとサナは仲が良かったらしいわ」


「めんどくせぇなぁ」


「まっ無理もないわね」


「やっぱ魔法に属性とかあるのか?」


「勿論あるわ
あたしは『焔』だけど」


「ああ…だから乱暴…」


ガツンッ


殴られた一樹


「ってぇ!!!!」


「もう一度言ってみなさいよ!!!!!」


「いたい.いたい!!!」


ガラッ


「騒々しいですよ?」


「すみません…」


「黙ってもらいましょう」


「はい…」


「怒られたじゃねぇか」


「ふんっ待ってなさい!!カイナ様特別ッ!!
『blaze・present』!!」

ゴッ


「あっつぅ!!!」


「仕返し完了!!
さっ逃げるわよ!!!」


「おっおう…」