「琢磨はママの子供だから夫婦にはなれない。」




琢磨が泣き出した。




「泣いても駄目なものは駄目。ママはパパのだから。」




琢磨が首を左右に振る。




「ママは琢磨の。パパにあげない。」




「ママはパパのだから駄目!」




2人ともいい加減して!




私は私で誰のものでもない。




この朝の忙しい時に本当に止めてほしい。




「もう二人と早く朝ごはんご飯食べて下さい!」




寝室に二人を残してダイニングに向かった。




二人分のお弁当も作り、朝食の準備して待っていても中々来ない二人。




もう早くしてよ。




早くしないと又二人とも遅刻だよ。





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