そう大丈夫だって思った。



たけど現実は厳しかったんだ。




ボランティアの前嶋さんと中山さんは母より少し年上。




とても頼れる人たち。




食事の支度はほとんど珠稀さんがしてくれた。




買い物は土日に琢哉さんと買い出しに出掛けた。




琢哉さんとゆっくり話す時間もなくなり、




私はクタクタに疲れていた。




たくど琢哉さんに愚痴をこぼしたくなかった。





曖が熱を出し、私は後の子供を頼み小児科もある山本クリニックへ向かった。




小児科医は元先生の弟さん。




元先生とあまり似ていない。




篤先生は結婚して子供もいる。




『奈都ちゃん風邪だよ。多分後の四人に移ってると思う。


明日四人連れてきなさい。』




明日一人で四人どうやって連れて来よう。