何よ? 急に大きい声出してビックリするぢゃない! 「俺は、桃ちゃんが大好きだあぁ――――――あぁぁ!!!」 ビクッ 道を歩く人々の心の声が手に取るようにわかります。 「止まれ!」 「桃ちゃん、信じてくれた?」 あ、あれ信じてもらうためにやったの? 私はついに頭が壊れたのかと。 「かわったから止めて。恥ずかしいでしょ。」 「俺は恥ずかしくありません!」 まあなんて素敵なスマイルなんでしょうか? 「さよーですか。それはよかった」