遡ること、三時間前…―。 「梨華〜っ!! ついにこの日がきたぁ… やばい緊張するよぉー…」 「大丈夫!自信持て!成美!!あんたは十分かわいいから!」 緊張で心臓がバクバクするあたしをよそに、 おだてるようにあたしを勇気づけるのはあたしの親友、梨華。 …―あたし、七瀬成美。 今、大好きなあの人に、 三年分の想いをぶちあける寸前にいます。