「あ…来たかも!」

あの高身長ですぐ分かってしまう。

勝手に手紙を渡してもらったけど……よかった…来てくれたんだ。


「あたし先に帰るから!頑張りなね!」

「うん!ありがとうっ。」


そう言って、梨華は田城君と入れ違いで帰っていった。」


梨華にはたくさんお世話になったから…

意気地無しなあたしで自信もなくて…

でも梨華がいたから頑張ってこれた。


その三年間の想いを無駄にしたくない。


七瀬成美。


人生最大の初めての告白に蹴りをつけちゃいます!!