俺の住むマンション。



いつものように、



乗り込んだエレベーターの中で、



『っ……あっ…りゅう…』



レイナとのキス。



突然のことに一瞬よろめくレイナ。



俺はそんなレイナを支えながら、



引き寄せ、さらにキスをした。



狭い空間はヤバイ。



レイナの甘い声だけが広がる。



まっ、あっという間に、



俺の部屋がある五階へ到着するんだけど。



『続きは部屋で……だな』



レイナの耳元で、俺はそっとつぶやき、



エレベーターを降りた。