『楽しみだなっ、嶺雅』



『うん』



ニコっと俺の言葉に頷く嶺雅。



色白の肌に茶色の大きな瞳が俺を見る。



男の俺でも惚れ惚れしちまいそうなくらい可愛い。



それに、俺に似て??素直でいい子に育ってるしな。



レイナだって、普通に見たら、



とても子供がいるみたいに見えねぇし。



こんな二人に囲まれてる俺としては、



俺も常にカッコイイ旦那、



カッコイイ親父でいたいって思うんだよな。



あ、そうそう。



直樹もさ、もうすぐ父親になるらしいんだ。



あのまりあって子と結婚した直樹は、



どんどん仕事で実績を上げ、



今では沢山の部下を持ってさ、



バリバリ仕事に打ち込んでるからね。