年下彼女のご機嫌いかが??

仕事は平日が休みのことが多いエイト兄ちゃん。



背は僕のお父さんよりずっと高い気がする。



見上げたエイト兄ちゃんは、僕を見て、



『ちょっと見ない間に大きくなったなぁ』



なんて感心したように言ってくれた。



『そうかな??僕もエイト兄ちゃんみたいに背が高くなれるといいなっ』



『俺なんかよりずっと大きくなれるだろ??それに嶺雅はイケメンだからな。きっといい男になるぞぉ。今日だっていっぱいチョコもらったんだろ??』



僕は少し照れて下を向きながら、



『……どうかなぁ…』



自転車を押しながら歩くエイト兄ちゃんの後ろを歩いた。



『嶺雅はモテるだろうな??お前はお父さん似だもんな。』



エイト兄ちゃんこそ、すごくモテそうだと僕は思った。



『エイト兄ちゃんは彼女いないの??』



僕の何気ない質問にエイト兄ちゃんは、



『いらないんだ…彼女は……』



と、小さくつぶやくように言ったんだ。