年下彼女のご機嫌いかが??

クッキーを何枚かの袋に分けて入れ、



リボンで結び終わったお母さんは、



『せっかくのバレンタインデーだし……。嶺雅、これ、エイトに届けてくれない??』



モグモグとクッキーを食べていた僕に、



両手を合わせるようにしてお願いポーズで言って来た。



まぁ、多分そうくると思ってたけどね。



『はいはい…エイト兄ちゃんに届ければいいのね??いいよ。今日は塾もないし』



『よかったぁ。やっぱり出来たてが美味しいもんね』



エイト兄ちゃんってのは、僕のお母さんの弟。



僕にとっては叔父さんにあたる人。



お母さんの実家に住んでいるエイト兄ちゃん。



仕事がない日なんかは僕と一緒にサッカーをしてくれたりするんだ。



僕は一人っ子だから、なんだかホントのお兄ちゃんみたいな感じかな。



すごくカッコよくて、サッカーが上手くて、



僕にとってはちょっと憧れの人だったりするんだ。