年下彼女のご機嫌いかが??

『嶺雅、おかえりっ』



家に着くと、笑顔のお母さん。



甘い香りが家中に漂っている。



『これ、作ってみたの。今年は上手く作れたと思うんだぁ』



そういえば去年は失敗して焦がしてたっけ??



ふとテーブルを見ると、



そこには置ききれないほどの、



手作りのチョコレートクッキーの山。



『お母さん、これ、作りすぎじゃない??』



『いいの、いいの。りゅうは沢山食べてくれるし』



お母さんはお父さんのことを「りゅう」って呼んでる。



それはずっとそうだったみたいで、



自然に結婚しても変わらなかったみたい。



お父さんもお母さんのことを「レイナ」って呼んでるんだ。



『お互いに結婚前と変わらず、愛してる証拠よ』



なんてニコニコしながら、



お母さんが言ってたっけ??