『えーー。真下君…もう帰るのぉ??まだいいじゃない??ねっ』



そばにいた違う女が、



残念そうに、俺を引き止める。



『あ、はい。俺、明日も仕事早いんでスイマセン…』



『つまんないな…もう少しいてよ。流星君♪』



『全く…流星狙いの女の子ばっかりだよなぁ…。流星は彼女いんだからさ、俺にしなよ♪なぁ、俺はフリーだぜ』



『真下は究極のイケメンだからなぁ』



一緒に飲んでいた男達は、



そう言って、それぞれなんだか俺に不満げだ。