最高級の召使

朝焼けの中の週末のマラソンが
楽しみだった。


どうかお天気になりますように


夜の空に祈る…


しかし…
今朝は雨だった・・・


「バカ!!」
雨の空に叫ぶ。


恨めしげにみていた窓に
倉之助が出ていくのが見えた。


「あ・・・」


私は慌てて倉之助を追った。


雨の日も
走ってるんだ・・・・



追っていってもなかなか追いつけない


倉之助速すぎ


私は傘をさしながら
走った。