最高級の召使

今までそんなこと考えてなかった。


えらそーな私…

それぞれに生活を背負って
それでも感謝しながら
我が家で働いてくれている…


「ありがと。」


「え?」


「いつも安全運転ありがと。」



運転手の目がまんまるになった。



「あ、はい!!
光栄です!!」



車から降りると
優しい笑顔の倉之助が

「おかえりなさいませ。」


「ただいま…」


私は足早に部屋に戻った。