最高級の召使

私と倉之助の間にあった壁は
もうなくなった。


私は普通の女で
倉之助は普通の男で


ふつうのカップルがささやきあう
愛の言葉に酔いしれる。


いつしか身体は火照り
布団はベットのしたに落ちた。



倉之助は寒い中
汗をうっすらかいていた。
おかしくてクスクス笑う。


「なに?失礼だぞ。」


「違うの、寒いのに…汗…ん……」


倉之助の愛撫に
身をよじる。



「幸せすぎて怖いくらい。」


そう・・・
愛してる人に愛されて抱かれる



世界中で今
一番幸せな私・・・・