最高級の召使

手をつないでマンションに向かう。


数少ないこの時間が
私にとっては最高の時間。


「部屋は、寒いよ。」


「ストーブついてないの?」


「今夜は、二人の体温だけ・・・・
それ以外の余分なものはいらない。」



想像したら恥ずかしくなった。


「照れるなよ。
俺もキザなセリフ決めたんだから。」


そう言って肩を抱き寄せて
二人一緒にカギ穴に
カギを指して
まわした。



カシャ・・・・



倉之助との甘い甘い時間の始まり・・・・



部屋は震えるくらい
冷えていた。
ベットに入っても一緒に

「寒い、寒い」そう言って抱きしめ合った。



「でもさ、不思議だよね。
そのうち布団はいちゃうくらい
熱くなるんだよな~。」



そうだ。。。。
本当に部屋はこんなに冷えてるのに
今はこんなに布団にくるまってるのに



ほんと・・・・
愛ってすごい力だね。
愛し合っていたら凍死しないかも・・・ね?