最高級の召使

私は幸せだった。
知らなかった・・・・・
こんなに好きな人のために
何かをしてあげられる
喜びがあるなんて。


大学の講義も卒業に向けて
早く上がれるときは
まっさきに
倉之助のマンションに出向いた。



合鍵をさして
まわす。


カシャ・・・



私は倉之助の世界に入り込む。




朝出て行ったままの
散らかった部屋を
最初は恥ずかしがったけど
それを片付ける喜びが
私にあると言うと
最近は開き直って
倉之助って・・・・と
かわいくなったりする。