最高級の召使

「俺さ、悪いけど帰るわ。」

そいつが立ち上がった。


「え?」
マリが気の抜けた声で言った。


「金さ、明日払うから
辻村立て替えておいてくれる?」


辻村は私の隣にいた男


「だって、一人足りなくなるじゃん。」


「わりー頭数合わせだからな。
そっちも一人帰ったら?」



なんなの?
この高慢ちきな言い方。


そして


「あんた、帰ったら?
そんな格好した女なんて
医者はよりつかないし
ちゅーか…敬遠されるでしょう?
相手代えたら?」


私のことを見た。


確かに・・・・
今夜の仲間はどちらかと言うと
大人しめなスタイル

場違いといえば
場違い・・・・・・