最高級の召使

「二日酔いにならない
強靭な肉体は
料理長のおかげです。」



「野菜嫌いだった楓さまが
青汁を飲む姿を
天国の小田島さんが
見たら驚くでしょうね。」


そうだった。
かたくなに口を開けなかった。


じぃが

「野菜を食べないと病気になる。」


そう言うから
仕方なく食べた時
じぃが涙ぐんだっけ・・・・



「野菜ってけっこう
必要だと思って食べると
美味しいもんだね。
料理長の腕のおかげかな。」



「楓さま・・・・。
うれしいことを言ってもらいました。」


料理長が笑った。



家では孤独だった
それは私が勝手に思いこんだこと。



ありがと

そう言えたら
みんな笑顔になる。
だから寂しいこともなくなった。