最高級の召使

バタバタしている間に
もうひとつの不幸が襲いかかった。


最近具合が悪いと口にしていた
ローサが妊娠した。
俺たちはとてもうれしかった。
幸せな瞬間は
あっという間に地獄に変わった。


病院に行き
妊娠の診断を受けたのと一緒に
ローサが白血病なのが
判明した。


子供をあきらめる悲しみで
俺たちは毎日泣き暮らす。

そしてローサを失うかもしれない
恐怖が俺を襲った。



勘当されたローサは
ギリギリの生活をしていた。
しかしもう働く体力もないくらい
衰弱し始めたが
治療費の工面が難しかった。


俺は祖父に相談した。