最高級の召使

リビングにはやっぱりあった
料理長のおにぎり……



ありがたくて
なきながら頬張った。



「ごめんなさい。」



倉之助に教えられたばかりなのに
ひどいことした。



「ごめんなさい。」



暗闇に泣きながら
ムシャムシャ食べる私は
はたから見たら
何に見えるのだろう。






「ありがと・・・
ごちそうさまでした。」




そう言い終わったと同時に
私はふわっと
抱きしめられた。