最高級の召使

私はじぃの病室を覗き込んだ。
ベットを起して
じぃは本を読んでいた。



「こんにちわ。」


「・・・・?」


「正之助さん、遊びにきました。」


「どうぞ、どうぞ。」


じぃは、昔よく見せた笑顔で
私の笑いかけた。



「外は寒いよ、じぃ・・・」



「じぃ・・・」
つぶやいた。


「私のことをそう呼んでくれる
小さな女の子がいるんです。
可愛くて気品に満ちていて
きっと大きくなったら
お嬢さんのような美人になるな。」


小さい私の記憶はあるの?


「飴が大好きで
私はいろんな飴をガンガンに入て
ご機嫌を損ねると手のひらに
のせてあげました。」



「なめた後は
歯磨きしてた?」


「それが、めんどくさがって
虫歯にでもして痛がったら
大変なことだから
あ~あげなきゃよかったなと
思うんだけど
あの笑顔がついつい見たくて……」

幸せそうに笑うじぃ・・・