最高級の召使

「倉之助は?」


「小田島さんは急用ができて
屋敷に来るのが遅くなるということです。」



すごい脱力感だった。

食欲もなくなった。



「料理長に伝えて・・・
朝食はスープだけでいいって。」



「どこかお体の具合でも?
お顔も腫れぼったいし…」



「大丈夫。」



部屋で身支度を整えた。


こんなこと初めてだ。
昨日私があんな風に誘ったから
軽蔑したのかな。


嫌われたらどうしよう。


はれぼったい目からは涙が
こぼれおちる。



天気のように私の心は
倉之助で変わる……


晴れた日もあれば
どんより曇った日もあり
今日は大雨が降っている・・・・