最高級の召使

倉之助はいつものように
私の眠る前にミルクを持ってきてくれる。


「楓さま 温かいミルクは
夜ぐっすり眠れるんですよ。
よく母が部屋まで運んでくれました。」


「倉之助は私の召使よね?」



「はい。楓さまの生活が快適に
なるように一生懸命お仕えするのが
私の仕事です。」



「私の言うことなんでも聞く?」


「う~~~~~ん
そう言われると……
聞けることは……と答えます。」



「だって私の生活が快適になるなら
聞いてくれないとダメだよ。」



「どうしたんですか?」



「私をちゃんとしつけられたら
結婚させられるんでしょ私??
どっかの金持ちと
愛も何もない結婚するなんて
イヤだ…それならもう
倉之助の言うこと聞かない。」


私は倉之助の腕にすがった。