ドスッ…

突然後ろから何か鈍い音がした。

いや、正確には私の背中あたりから…。

それと共に痛みが…。

え?なんで?

あ…これ、やばい。

隣にいる白崎の声がする。

夕希の声も聞こえる…。


ちょっと白崎をみてみる。

目の前がぼやけてよく見えない。

白崎の手が私を抱いたのを感じた。


そして…




意識が飛んだ…



心の中で、白崎が私を打ちのめし、気絶させた。
の、だということの確信をもって…