王子の顔が左の方からスッと出てきた。 まぁ、視界に入る程度… を過ぎて、そのまんま左のほっぺにキスされた。 「なっ…」 なんつーことを!! 何すんの…この人っ!? 「藍は可愛いね~」 ハハハッと笑いながら、今度は両手で、ちゃんと、包み込まれた。 「///…っ」 「体、あついね。やっぱり熱ありそうじゃん。」 たぶん、違うと思うけど… 「…そうかもね。」 って事にしときます。