がっしゃーん。 「…っふ!?」 ぐわんぐわんぐわんぐわわわわわん… 何やら…食器と(球じゃない方の)ボールが落ちた音が、盛大に聞こえた。 「んなっ!!何!?何が起きた??」 ビックリしすぎて目が覚めた。 それに、さっきまでのボヤ~ってカンジはなくなった。 これは…王子、しでかしたかな…? と思い、病み上がりではあるから…ゆっくり起きて、 そ~っと下へ降りてみる。 案の定、王子は… ボールを落とし、皿を割り、お米が入った鍋をにぎりしめ、少しだけ… あたふたしていた。