ナルシラバーズ☆




な ん だ こ い つ は ! !


さっき、声がかっこいいかもとか思って損しちゃった。
てか正直、声意外そんな大したことないよね?普通~。



「……小村さん?」



あまりにも嫌な視線を送っていたから、幸彦が気づいた。
そして、鏡片手に振り向いた。



「…どうしたの?そんなに僕の美しい顔が見たいの?」



う……うぜぇ…っ(心の叫び)



「あはは…ホントに、冗談好きだね…」

「え?冗談じゃないんだけど…」



てかもう、まじで笑えないよ。
てか何でこいつはそんなに自分の顔に自身がおありなのかな?



「でもホントに、小村さんってかわいいよね。彼氏いるの?」


あ、普通の会話だ。良かった。
かわいいって言われてるのはスルーして。



「え?いないよ!フリー。」

「…そんなに必死にならなくても。分かってたよ☆」







…………こいつ、………




            








まじで死んでくれないかなぁ?