「えーと…小村ゆなさん。今日からよろしくね。」
「はいっ!!」
小村ゆな。
大学に入学したばかりで、同時に独り暮しをすることになった。
そして…今、制服がかわいいというレストランで働きたくて面接を受け、見事合格。
「じゃ、小村さん。先輩を紹介するから、色々と教えてもらってね。あ、でも年齢でいくと小村さんと同じかな。…ちょっと変わってる先輩だけど、ちゃんと教わってね。」
「はぁ…」
私と同じ年の、バイト暦が「先輩」の人…
女の人かな?
でも、ちょっと変わってるって言ってたなぁ…
どんな人だろう?
「…キミが小村ゆなさん?」