有先輩は机の上で手をくみ、大きく頷いた。


「千夏ちゃん。
海斗君はさ、好きな人に弟みたいに接されたのは辛かったと思うよ?」


「はい。」



私は今まで海斗君を知らずに傷つけていたんだな…
私…最悪だ…




「どうしよう!香!私…」


香は優しく微笑んで、

「海斗を一人の男の子として見てやって?
それだけで答えはでるでしょ?」


「うん!」


私の中で何かが軽くなった気がする!


私は………………



「海斗君が好き!!」

それを聞いた香て有先輩は笑顔で


「よくいった!」


といってくれた。


「香、有先輩!今日はありがとうございました!」


カフェをでた私は、二人にお礼を言って家に帰った。


明日、海斗君に気持ちを伝えるよ…