アラフォーだって、結婚したい! ~だって、女だもん~

そしてやって来た。
月島料亭。

ここは、都内でも

1・2番を争う高級料亭だ。

普通の庶民は中々入れないかも知れない程の高級さだ。

壁一面を桧にしてあって、その匂いが上品さを醸し出している。

「すごっ!」

あわわわっ。

思わず心の声がぁ!
しっかし、このテーブルだけで、いくら位するんだろ…。

「失礼致します。」
襖がスッと開いた。
「常田様がお見えになりました。」


「いやぁ~待たせてすまないなぁ。
ガハハハ。
久しぶりだなぁ、笹岡君。」


でたっ!タヌキジジィ!!


そのウザィおっさんの後ろから、長身の男の人が入ってきた。