私達は、1階に有るレストラン街の『お好み焼き・ドッコイ』に入った。


杉山さんは、海鮮焼き。


私は、イカ玉。


グラスに入った、冷たい水をゴクリと飲んだ。


渇いた喉を、スッ…と水が流れた。


「そろそろ焼きますか?」


「あっ、はい。」


杉山さんが、熱くなった鉄板に油を敷いた。