デスクに戻ろうとした飯星が振り返った。 「恋のライバルが、キューティーバニーなの…。」 「キューティーバニー? どういう意味ですか?」 「とにかく綺麗なの…スタイルもいいし。男なら誰もが振り返る様な。」 「あちゃー。それは最悪じゃないですか。矢口さん勝ち目な……何でもないです。」 分かってるわよ。 勝ち目ない事位。 相手が美々ちゃんじゃあ…勝てっこないよ……。