「ん……。」

重い瞼を少しだけ、頑張ってこじ開けてみた。


あれ?

私の布団て黒だったっけ!?

壁紙が微妙に違う様な?

壁掛け時計って、こんなだっけ!?

何かが違う…。

あっでも、私まだ酔ってるかも?

そうだよ、そうだよ
夕べあんだけ飲んだをだもん。

まだ、きっとダブル専務の魔法が解けてないんだよ。

さて…と、また寝るかな?


カチャ、カチャ…。

「ほへ!?」


「あっ、目覚めましたか?
おはようございます。」