アラフォーだって、結婚したい! ~だって、女だもん~

「杉山さん?」


ピタッと歩くのを止めて、クルリと振り返った。


「お見合いの返事………断りに来たんですよね?」


ニコッと笑った。


「あの…?」


「分かってますよ。それ位。
だって、車の中でも試合中も、心、此処に有らず……そんな感じでしたから。」

「ごめん…なさい…私……あの…。」


「いいんですよ!
ただ、最後に矢口さんとデートしてみたかったんですよ。
だから、無理を承知で誘ったんです。」

「ごめん…なさい。」


膝に頭がぶつかるんじゃないかって位に頭を下げた。


「頭、上げて下さい。」