アラフォーだって、結婚したい! ~だって、女だもん~

私の前で、車は停車して、運転席のドアが開き、ひときわ爽やかな笑顔で、手を振った。


「こんにちは。」


軽く会釈をすると、杉山さんも


「こんにちは、矢口さん。ご無沙汰です。」

と軽く会釈した。


「さっ、どうぞ?
掃除が出来て無くて、汚くて申し訳ないですが…。」


「失礼します。」


汚いなんて、社交辞令で、ピカピカで、土足が申し訳ない様な位?


『いつ見ても、高そうな車…。』

声にならない言葉を心の中で呟いた。