その日は夕方に急に高い熱が上がった。
ただの風邪だと思って、薬を飲んですぐ寝た。
朝、起きるともう熱は下がっている。
「やっぱり、風邪だったんだ。」
「大丈夫だ」と思って学校に行った。
「ただいま……。」
今まで大丈夫だったのに、家に帰る頃になると熱が上がる。
それが1週間も続いた。
「優未、本当に大丈夫??1回、大きな病院で診てもらったほうがいいわね……。」
ちっとも良くならない私を心配した父さんと母さんは、遠い大学病院に連れたて行った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…