「先生…。
あたしの好きな人っ…
俊太先生、なんですっ…。」

絶対…
軽蔑されたっ…

ひいたよね…??

ごめんね、先生。

でも…
もう迷惑かけないから…。

気持ち伝えたら
終わり、って決めてるから…。

先生…
あたしに
恋を教えてくれて
ありがとう。

ねぇ、先生?
だいすきだよ…。

あたしに
次の恋が訪れるまで…
好きでいさせてください。

「先生っ…
ありがとうございました…。
だいすきでした。」

そう言って
あたしは
資料室を出た。