「じゃあ、俺は仕事あるから職員室行くなっ。」

「「はぁい。」」

そう言って先生は職員室に行った。

「美桜ー…好きな人、できたでしょ。」

花怜からの急な質問にあたしはびっくりした。

「えっ、なんで??」

「んー。友達だからわかるんだよねー…美桜の好きな人が。」

う、そ…
絶対バレてないって思ってたのに。

「そー、なんだ。ちなみに花怜の考えるあたしの好きな人って誰…??」

そう言うと花怜はあたしに耳打ちしてきた。