キ ミ イ ロ














「涙ー!!愁ー!!こっちこっち!!」


早妃と和真が手を振って待っていた。



4人して電車に乗って、


「海だ海ーっ♪」

異様にテンションが高い早妃と、それを見て微かに微笑む和真。



「早妃テンション高いなー…」


「……だね」




窓際に座って景色ばかりを見ていた。


「てか早妃、一泊ってどこで?」


「ホテルっ!!」




「「えぇっ!?」」


愁と声が重なる。




──・・・ホテルってダメでしょ。
普通に考えて高校一年生がホテルって……



「大丈夫大丈夫ー、予約してあるから」


「あんた勝手になにやって…」




早妃は勝手になんでもやってしまう…、素晴らしい子。