「涙ちゃん、体調、どう?」 「……ダルい、…頭痛い、気持ち悪い」 最近ずっと体調不良が続いてる。 目を瞑ってもズキズキする頭。 腕に刺さる点滴の針。 「……薬の副作用だから、頑張って」 少し痛々しく言う阿藤先生。 ──・・・頑張って? もう、耐えてることで頑張ってるよ。 前みたいに逃げてないよ。 他になにを頑張るっていうんだ? 熱っぽい体から布団を退かして、空気にさらす。 スーッと空気が肌を撫でて、落ち着いた。 「………っ」 体を起こすことさえ、辛かった。