あれから時間は流れて
今は家に居ます。

ガチャ。
「へ??なんで渚が俺の部屋に居るの??」

…そう。
私は今菅原の部屋にいます。

雪の考えたプレゼントとは
……私。苦笑

「菅原にプレゼントがあるんだけど。」

「??」

首に手を巻きつけて抱きつく。
「私。」

…超恥ずかしい//////

「…は??」

固まってる菅原。
…そりゃそうだよね。
こんなに私積極的じゃないもん。
断れなかったんだよ。雪の顔見たら。
あの『しなかったらどうなるか分かってるだろうな??』
って顔。
みんなに見せてあげたい…。

恥ずかしくてどんどん足下に視線を落とす。

グイッ

「…」

目の前には明らかに何かたくらんでいる顔をした菅原。

…そう私はベットに押し倒されてます。

「へへへ??」

「渚。責任取ってよ。」

「なッなんッなんの??」

「止まんないから。」

「えッ…ッ…」
『えッ何で』って言おうとしたのに
それを菅原の唇で遮られた。

「…ちょッ……とぉ」

初めから激しいキス。
最初は抵抗できてももうすぐにダウン…

今は首に回していた腕も力が入らなくて
菅原の首に垂れてる。

ゆっくり唇が離れる。

ぼぉ…っとする頭。
自分が
「もっと…」って 
菅原の顔を引き寄せて
自分からキスしたことに気づいてない。