顔が無表情になっていく。
オーラも黒いし…

(お、おこってるよぉ……)

ふっと菅原が離れる。

(…えっ)

スタスタスタ

(えぇ!!)

「待って!!」

部屋から出て行こうとした
菅原に抱きつく。

「…ごめんね。」

ぎゅぅうう


「来ると思った♪」

「へ?」

「こうしたら来るかなぁ。って思って♪」

(はぁあああ??)
驚いて顔を上げた私が見たのは
超笑顔…。

(おいおい…)

「…でも、俺以外に抱きついたら
 ダメだから。」

「!!…う、うん?」

「分かった??」
そういった顔が真剣だったから嬉しくなってきた。

「えへへへへ♪」
ぎゅぅうう

「じゃぁ着替えてくるねッ♪」
上機嫌な私。
だって嬉しいじゃん??
嫉妬?してくれてるんだ・か・ら♪キャ!!(←馬鹿)

うっきうきで出て行こうとしたら

「…誰が出て行っていいって言ったんだよ。」

「へ…?」

すっ
太ももを撫でる菅原の手。

「ひゃぁ//////」

どんどん上に上ってきた

「///ゃぁ」

逃げようにもドアに押し付けられてるから
逃げ場が無い…

首に顔を埋めてるから
息が当たって
ゾクゾクするし
声も出そうになる…