「ねぇ。ねぇ渚菅原と付き合ってんの??」
横の友達がコソコソ聞いてきた。

「…え??」
「仲いいじゃん。」

(…私たち付き合ってんの?? 
 告って俺の物って言われたけど…)

「どうなの?!」

「ちっちがうよ。」

「だよねぇ。良かった♪」

「なんで??」

「かっこよくなったじゃん?? 
 私好きになっちゃったんだよねぇ♪」

「…そう、そうだったんだ…。ははは」
(みんな顔が違ったら好きになっちゃうんだ…)

キーンコーンカーンコーン
「渚帰ろッ!!」
「うッうん。」

「もうお昼じゃん♪」
「え??今日時間経つの早いッ!!」

「それは渚がサボってたからでしょ?!」

「…はい、すいません、、」

「何食べるぅ??」
「ん~!!どうしよう…。」

「なぎぃ~!!呼んでるよ!!」

「へ??あっじゃあ雪先食べてて!!」
「了解ぃ♪」

「どこ??」

「屋上に来てだって。」

「はーい。」
(…なんのよう??)

ガチャ
ドアを開けたすぐに先輩達が
仁王立ちで居た…

「…なんのよう、、でしょうか…?」

「あんた菅原に付きまとってるんだって??」

「…は??」