「英玲奈って,単純。」 歩君が, ぼそっとそう言ったのをあたしは聞き逃さなかった。 『“単純”ってなによ』 「“単純”は“単純”だろ」 『なにそれ』 あたしは 歩君を追いかけた。 歩君は あたしから逃げてる。 あたしは 歩君を捕まえた後 ブレザーの襟を引っ張り後ろに転ばした。 『捕まえた-』 って言った後,歩君の隣に寝っころがった。