呼びに来た部員に軽く手を振り,十座たちにまたなと声をかけ,グラウンドに戻った。 哀吏はグラウンド以外で,絶対にスパイクを履かない。 たった数分でも,きちんとスニーカーに履き替えてからグラウンドの外に出る。 そういうところは好きだ。 十座もそこは見習っている。 哀吏さんも,すごい人だ。 の中で呟いた。