真夏の太陽



和良いの催促の視線も届かず。

窓の下,ベッドの上で,壁に寄りかかる形で眠ってしまった十座。

先の言葉が気になりつつも,和良は半ば呆れながら,その寝顔に“おやすみ”と呟いて,自分の部屋へ戻った。


俺は,和良がすきだよ。


その言葉は和良には届かず,十座の心の中で響いたまま。