【長編】sadist and masochist love stories

「みなみ」


俺は、みなみの名前を呼んで抱きしめた。


こんなかわいいみなみを周りに見せたくない。


矛盾してるよな。


地味なのは、微妙なのに。


「だから....
ドMは、嫌だって言ったじゃない。」


みなみは、叫んで俺を突き飛ばした。


「へっ?」


俺は、わけがわからず放心状態。


「みなみ、素直になりな。」


湊司は、みなみに優しく言った。


みなみは、なんか照れてるし。


なんなんだよ。


「みなみは....」


そんな俺たちを見てざわめきが止まらない。


けど、俺は関係ないから。