【長編】sadist and masochist love stories

「まあね。
まあ、みなみちゃんがお嫁さんに来るなら、どっちでもいいけど。」


母さんって、そんな野望があったわけ?


俺は、ため息をついた。


「そ、そんな私。」


みなみは、テンパってるし。


どうしてくれんだよ。


俺は、母さんを冷たい目で見た。


「湊司、冷た〜い。
だって、男の2人じゃね。
やっぱ、女の子も欲しかったなって。」


そういう意味で嫁が欲しいのか。


てか、母さんって産む気になったらまだ産める年齢じゃないか?


今更、兄弟増えるのはありえないけど。